他者との境界線が薄いがゆえの悩み
私には高校時代から仲の良い友達がいます。
今まで彼女とは楽しいことはもちろん、いろんな悩みや愚痴を話し合ってきました。
10年以上この関係性を続けられているのは、私たちにはどこか似ているところがあるからではないかと思います。
投資に興味をもったり、マルチ商法に出くわしたり(2人とも被害にはあっていません)、英語や資格の勉強をすることに興味があったり。
好奇心が旺盛で、でも飽き性で、今の人生になかなか満足できないというところも似ているかもしれません笑
彼女はアウトドア派で警戒心があまりないので、インドアで心配性の私ができないような経験もしてきているとは思いますが、基本的には思考回路が私とそっくりです。
そんな彼女は今、新たな挑戦をしようとしています。
でも、私はそれを心から応援できないでいるのです。
なぜなら、私が一度通ってきた道だからです。
彼女が今目指していることは、私が前に考えて行動し、うまくいかなかったことだから。あきらめて、考え方を既にシフトチェンジしたからです。
もちろん、彼女と私は別の人間で、できることが違うということは理解しています。
だから始める前から否定することはできません。友達としてやる気満々の彼女を応援するべきだとも思います。
ところが、私はHSPという気質を持っています。特徴のひとつでもある、「他者との境界線が薄い」というのをこんな時に感じます。
他の人が置かれている状況を、自分のことのように深く考えるというものですね。
友達の人生なんだから黙って応援すればいいのですが、ついつい先のことを想像して本人以上に心配になります。
余計な口出しをしたら嫌がられるかな?(そもそも聞く耳を持ってくれるかな笑)
でも今の計画だと挫折する可能性があるな。
そもそも性格的に彼女に向いてないんじゃないかな?
だんだん彼女自身の負担になってくるんじゃないかな?などと、勝手に考えてしまいます。
まあ、本当に余計なお世話ですよね笑
ただ、彼女には成功してほしい、今よりも満足できる幸せを感じてほしいという気持ちがあるからこそ、心から応援できないでいるのかなとも思います。
だから私としては「何かあったらアドバイスするよ、とりあえずやってみたら」という彼女の領域に踏み込みすぎないスタンスで遠くから見ていようかなと思います。それが一般的なのかな?笑
自分が過干渉なだけなのか、こんなことを考えること自体上から目線で余計な事なのかもしれませんが、自分自身の心の健康のためにも彼女の課題と自分の課題を一緒にしないことも大事だなと改めて思いました。
とりあえず、私は私でやるべきこと、やりたいことに集中します!